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★ことば019「ナントカ台」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.019 2007.10.28
「ナントカ台」

ほおじろ台、ひよどり台、つぐみ台…UR賃貸住宅の広告には、こうした「○○台」と名のつく地名が列挙されている。
もちろん、最近出来た地名なのだろう。郊外は宅地開発にともない、ヒヨドリやツグミが棲み家を追われ、更地の上に、人工の杜が造られた。せめてもの償いにと、先住民の名をその地に刻んだのだろうか。
なんて皮肉を言っても栓無い。今に始まったことではない。郊外の宅地開発はニュータウン計画が佳境を迎え、立て替えや再開発と、次のステップに移行しつつある。
ヒバリやウグイスの鳴き声がする、閑静な住宅街。そんなイメージで売り出されたこの町は、空撮でみると緑が殆んどない。
しかし、駅から降りて歩いてみると、意外と緑があるのだ。等間隔に植えられた低木と、しつこい程原色な花々。住民はガーデニングに興じ、アスファルトの上をジョギングしている…
装置の中に迷いこんだ感覚を覚ますのは、道端の無秩序な雑草だった。


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okko

緑に覆われた高台を開発して、宅地造成が盛んになって以来、「台」のつく地名が増えました。私たちの間では、「台」が付く=坂道を登る、でした。
案の定、足腰が弱くなって、今頃後悔している友達もいます。「台」は、緑を壊して出来た産物です。
by okko (2007-10-28 08:20) 

俺

そうですね。仰るとおり。ここでは多摩ニュータウン(というか稲城・八王子の郊外開発)の事例を出しましたが、全国至る所で、今も造成は進んでいます。緑のなくなった丘に登って、ナントカ台から見下ろして、何が見えてくるんでしょうね。
by (2007-10-28 13:43) 

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