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★ことば274「関心」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.274 2008.7.9
「関心」

およそ一国の首脳が口にすべき単語ではない。実際に本人が言ったわけではないだろうが、記者にそう書かれている時点で失格だし、実に荒唐無稽な話だ。
フランスのサルコジ首相が福田首相との首脳会談を拒んだのだが、その理由が「日本には関心がない」ということらしい。笑止の至りだ。前任のシラク路線との違いを明確にしたい意図があるとかだが、日本も舐められたものだと思う。同時に、フランス国民も舐められているのではないか。
要するに、フランスは先進国という自覚もなければ農業大国として食糧問題など数多の経済問題にコメントする気もないということだ。そうでなければ、なぜサミット開催国のトップと、例え顔合わせパフォーマンスであっても会談を行わないのか。
嫌いだから話したくない、という駄々っ子をこの際福田は叱責すべきだ。まぁできないから舐められてこういう事態になっているのだが。
およそ歓心の得られない話で、寒心に堪えない。

(397文字)
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★ことば273「せっかく」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.273 2008.7.8
「せっかく」

この言葉は金輪際封印することにした。「せっかくやってあげたのに」「せっかくここまで来たのに」…ついつい使いたくなる。人生「せっかく」の連続だ。そう簡単に対価が得られることなどないし、恩を仇で返されたり馬の耳に念仏になったりなどざらだ。それでも、ぐっと歯を食いしばって耐えなければならない。
なぜなら、本当はそこで成果が得られなかったこと自体が自分の実力のなさなのだ。運のなさも含めて。だから、次にまた頑張るしかない。恨み言を言うとかえって足元を掬われたり、負の相乗効果を生んで次の成功のハードルを上げてしまったりする。
もっとも、「成功」「失敗」など一瞬で・一面的に判断できるものとは限らない。例えば試験に落ちることも、その瞬間では「失敗」になるのかもしれないが、人生の長いスパンで考えたらその経験がプラスに作用するかもしれないし、そこから転落人生になるかもしれない。
結果とは一生出ないものかもしれない。

(400文字)
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★ことば272「狙い撃ち」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.272 2008.7.7
「狙い撃ち」

やはりおかしい。コンビニ深夜営業に対して温暖化という観点からの自粛要請は至極真っ当な論理が言われているように思える。「コンビニ業界だけ狙い撃ちするな」というのはコンビニ業界のまやかしの論理で、そのような我田引水に我々は振り回されてはいけないのではないか。
確かに、今コンビニだけを言っているからピンポイントだと感じるかもしれない。しかし、ピンポイントで問題が起きているからこそ、ピンポイントで攻めるのであって、そこに対して不平等だの不公平だの言う資格はない。実際問題、微量だろうが何だろうが無駄なCO2を排出しているのだから、それに対してもう少し自省すべきだ。
そして、この「狙い撃ち」はさらに加速していくべきだ。例えば繁華街のネオンサイン。広告トラック。平日昼間の駅のエスカレーター。万人の感覚でおかしいものは、「法的に問題ない」ではなく、「法が問題」という認識を持って、法改正すべきだ。

(393文字)
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★ことば271「符号」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.271 2008.7.6
「符号」

未だに理解できないのは、中学校の実技科目の期末テストだ。先日、中学の音楽教科書を久々に見る機会があったのだが、ピアノを約十年習い、中学時代に音楽のテストでは100点しか取ったことのない小生が見ても、意味不明な問題の羅列であった。
そもそも楽器に縁のない人が「スタッカート」とか「フェルマータ」を覚えたところで人生一体何の役に立つのだと思うのだが、それどころか和音の「Ⅰ」だの「Ⅱ」だの、ト短調がどうだの、はっきり言ってゲームの攻略本の如く、専門用語のパスワードを覚えろというような内容が大勢を占めていた。
これが、全国民が必ず知っていなければならない義務教育教えるべき内容なのか。公立中学の内申批判はここに元凶がある。小生は公立中の内申や部活の上下関係や理不尽な校則は人生経験のための必要悪だと思っているが、しかしこの音楽の知識はただの「悪」だと思う。これでは音楽を嫌いになれと言っているようなものだ。

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★ことば270「我慢」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.270 2008.7.5
「我慢」

足ることを知るというのは難しいことだ。ネオンサインも深夜コンビニも真夏のクーラーも小中学生の携帯電話も、既にその便利さを享受している人々にとって今さら「なかったことに」というのは難しい。
ただ、考え方を変えてみると、案外簡単かもしれない。例えばダイエットのように。今やっていることを我慢してやらないようにするのだ、と考えるとなかなか気が進まないが、「あるんだけど、手に取らない」という高等な技術を身につけることによって、ない状態に戻るのではなく「あるけどもなくても大丈夫な精神状態」へ進化していくのだ、と考えると、結構やりがいがあるのではないか。
ルソーは自然回帰説を唱えた。それは本当は「回帰」ではなく、一回りして再び自然を手にするという進歩・進化した社会形成を意図したのではないか。
やはり「我慢して戻る」のは性に合わない。全て否定するのではなく軌道修正し、深く掘り進めていくのが人間の文明ではないか。

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「人権派」こそが自意識過剰な差別主義者だと思うのだが [主張-時事]

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080703-OYT1T00464.htm

↑むしろ「人種差別」とカミついた人たちの方が差別的思考の持ち主では??

過剰反応でしょ。なぜサル=黒人になるんだか分からん。
オバマパロディーは他のCMでもやってるし、このCMを見て
「サル=オバマ=黒人蔑視」という思考回路になるほうがむしろ意識しすぎだと思う。
本当の差別撤廃とは何の意識もなく、自然体に皆が手をつなげることであって…。

「○○君は障害があるけどみんなの遊びの輪に入れてあげてください」みたいに
でしゃばるのは違うと思う。むしろその方が気を遣ってしまって、見えない壁が出来ちゃうでしょ、っていう。

とはいえこのイーモバイルのCM、ワタクシ個人的にはあまり好きではありません。
なぜサルが泣くのか分からないし、見ていて心地よい映像でないことだけは確かだ。


そんなことより、さっき見た深夜番組で見た「ゲストの美人女優がハリセンボンのはるか似に整形するには
誰が一番金がかからないか(=即ち金がかからない方がはるかに似ている顔ということになる)」
という企画の方がよっぽど人権侵害・差別だと思う。
何が面白いのか分からんし、安易な整形助長や「みんなでブスを小ばかにする」というのは見ていて何の快感も得られない。
つーか、みんな「死神」だの「角野卓造」だの(それは相方か)言ってるけど、そこまで酷いか?
はっきり言って私には堀北マキとはるかの区別がつかない。
そんな言うほど「ブス」ではないと思うし、そもそも、今どき「ブス」で笑いを取れる時代でもないと思う。
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★ことば269「ないと」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.269 2008.7.4
「ないと」

世の中、なきゃないで何とかなるものというのはいくらでもある。ラーメン屋のテーブル胡椒、菓子折りの包装紙、駅のごみ箱
いやいや、そんな次元でなく、「それがないと」というのは究極に詰めていけば、殆んどないのではないか。大地震で家が倒壊した時に、何を持って出るか、というレベルまでそぎ落とせる。
でも、それはあくまでシミュレーション。現実問題は、あることによる便利さや習慣から、手放すことを躊躇するだろう。
しかしそれにしても分からないのは、深夜のコンビニだ。温暖化防止のために規制論が出ている。業界は狙い撃ちされたと反発しているが、一つでも多く狙い撃ちしてしらみつぶしをしていかなければならないのが今の環境問題の置かれている状況だ。防犯も急用も二の次だ。そもそも深夜に出歩く方が悪い。雇用の問題も、地方の無意味な道路工事と同様、優先順位が違う。
熱帯夜も続くことだ。地球のためにも、夜は寝てしまわないと。

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★ことば268「フロッピー」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.268 2008.7.3
フロッピー

印刷屋にデータを媒体郵送で送らねばならず、ワードファイル1つだったし返却云々も面倒だったのでフロッピーに入れて送ろうとした。ところが、画像や文字装飾をたくさん施したためか、たった1ページのチラシなのに、容量を大幅に超えてしまって落とせなかった。
久々に出した、FD読み込み機。鈍い音を立てて、黄緑色のランプが切れかかった街路灯のごとくチカチカして、一生懸命保存しようとする。そして何といっても、このフロッピーを手にした時の感触。こうして「実感」が持てる存在というのはIT界ではもはや稀有の存在となっている。フラッシュメモリーデジカメのチップは軽すぎて、手に取る感覚がない。何というか、表現しづらいのだが、フロッピーは「中で小人が働いている」ような親しみがあるのだ。
月並みな言葉だが、改めて技術の進化とデータの重みを再認識することができた。鈍行はまた違う景色を見せてくれる。
当分使う用事はないだろうが。

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★ことば267「ゴーグル」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.267 2008.7.2
ゴーグル

googleはゴーグル、yahooはヤホー。「ナイツ」というお笑いコンビのネタだが、確かにそう読んだ経験があるという人は意外に多いかもしれない。
確かに、情報という名の未知の山に向かって「ヤッホー」と叫んでいる図や、情報という名の深海を潜水し、探検していく目たる「ゴーグル」の図は、検索という概念を非常に的確に表現しているような気がする。
どうも、そういう洒落がないんだな。知ってる/知らないの二元論。「それ、ヤフーって読むんだよ」…で?っていう。正解追求ばかりしている。
いや、それでいいのかもしれない。秩序とは従順な多数派の普通によって保たれる。各々が自由に読解してしまったら、国語の入試問題は作れなくなる。
本当は、正解とは深度のあるものだと思う。多数派的正解。「空気読む」的正解。ガリレオの如く、「誰が何と言おうと真実」的正解。みんな技のデパートにはなれない。ゆえに、道徳教育的訓練教育。

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★ことば266「エコ替え」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.266 2008.7.1
「エコ替え」

こんな暴論がまかり通るのが今の世の中だ。まだ使える電気製品を省エネ型のものに買い換えようという家電メーカーキャンペーン。これは「エコ替え」でなく「エコ買え」だ。こんな詐欺行為に我々は乗せられてはいけない。心底地球のためを思っているのなら、すぐ壊れてしまう製品を作り続けていたここ十年の自らの行為を心底反省し、百年持つ機械でも作ったらどうか。
IT系の市場は特に酷い。携帯電話はたったの二年でもう部品が生産停止しているし、プリンターも「壊れたら修理より買い替える方がオトク」とヌカす。で、その言葉を信じて買い換えると、新製品はインクのコストが割高になっていて、結局損失。一色切れただけで作動しなくなるし、モノクロばかり使うからカラーは要らないのだが、入れとかないと動かないし、クリーニングの度に少しずつ消費されていく。
タバコの箱の「健康を害するから吸うな」と同じだ。これをエコエコ詐欺と命名しよう。

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★ことば265「漁火」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.265 2008.6.30
「漁火」

漁火が消えようとしている。また、来月から値上げラッシュで、その中でも殊に燃料費の高騰が痛烈に国民を直撃している。運送ドライバーや航空関係はもちろんのこと、船のエンジンガソリンを使用する漁業関係者もまた同様に、辛い日々が続く。
不思議なのは、魚の売値が上げられないということだ。魚=安いというイメージが定着しているため、一部の高級魚を除いては、簡単な値上げが難しく、値上げするなら食べない、という消費者の選択肢になってしまうらしい。
それならいっそ、「消費しなければならない状況」を作ってはどうか。例えば、全国の小中学校の給食で魚料理の提供を強化し、ついでに給食費も値上げ。それこそどこかの国に強制されてパン食を積極導入したように、給食は「子どものうちからの刷り込み」という役目を担っているのだから、だからこそ今、魚食が来てもいいだろう。
鯨肉云々を言っている場合ではない。もっと近場に目を向けないと。

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★ことば264「岐女短」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.264 2008.6.29
「岐女短」

大変失礼ながら、そんな大学があったことさえ知らなかった。岐阜市立女子短期大学。その一部学生がイタリアフィレンツェの大聖堂で落書きという「愚行」に及んだのだが、その落書きの一部に記されていた「岐女短」がこの大学を有名にしたのだ。
無礼を覚悟で申し上げると、この大学の存在意義がよく分からない。何のためにイタリアへ毎年研修旅行に訪れ、一体何を勉強しているのか。
落書き騒動が起こるまでその存在さえ知られていなかった短大。小生の不勉強なのか。大学の沿革を見てもたったの六行で済まされているし、著名人の輩出もないし、学長の挨拶は公立中学でも言えそうな抽象的且つ一般論に終始している。
倫理・モラルは教わるものではない。「落書きをするな」と言われるまで止められない低レベルと、落書きする暇を与えてしまう大学のカリキュラムの質の低さと。その辺だろうか。どうせ誰も読んでないと思うが、関係者がいたら是非反論してほしい。

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★ことば263「スタンド」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.263 2008.6.28
スタンド

中学の時、standを辞書で引いて、「耐える」という意味が出てきたとき、思わず「オ~」と心の中で唸ったのを今も覚えている。立つと耐える。主張することと、我慢すること。どちらも男の理想像だ。
或いは、「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉。沈黙の方が素晴らしいと取るか、この言葉が出来た当初は銀の方が価値が高かったとして雄弁の方を良いと言うか、分かれるところだが、個人的には金も銀も「高い価値がある」という点では同じであり、沈黙も雄弁もどちらも素晴らしいことだと思っている。屁理屈を言っているだけなのかもしれないが、まぁいい。
ガソリンスタンドや神社の賽銭箱は立ってるだけでお金がもらえるからいい、と誰かが言っていた。それに対して自分は、「結果でなく過程を見ろ」と言った。立ってるだけで周囲から慕われる存在になるまでの苦労たるやいかに。しかも、厳密には立ってるだけではない。立ち続けることで、今がある。

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★ことば262「動物」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.262 2008.6.27
「動物」

東浩紀の言う「動物の時代」を我々は生きているのか。確かに制汗スプレーのCM一つ見ても「加藤クンクン」とか言ってるし、「男の気持ち」を吟じる芸人がいつの間にか全国ネットのゴールデンタイムに登場したりしている。この国の少子化対策はまず底辺層の「啓発」から始まったようだ。
とはいえ、人間は動物と違い、自分で勝手に生きていくことはできないのだ。生まれつき備わった本能で喋ることはできないし、衣食住も全て人間の作った「社会」との関わりにおいてしか獲得できない。
ならば、この昨今の「キャンペーン」との絶対的矛盾をどう説明するか。とりあえず作ってからどうにかすればいいんじゃね、ということか。
そういう観点でNHKの朝ドラ「瞳」を見ると、非常に強いメッセージ性を感じる。舞台は月島。長屋のすぐ向こうに、高層マンション。超高級のニワトリ小屋か。そういや電通元社員が乱交?強姦?したのもこの界隈の高級マンションだったな。

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★ことば261「蜂起」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.261 2008.6.26
「蜂起」

そんな単語はもう死語になりつつある。隣国では米国産牛肉の輸入再開に抗議して、激しいデモ集会が連日行われている。途中から現政権への批判が前面化し、当初の学生が発起したデモの意図からは逸脱しているようだが、しかし少なからずその声は意味を持っている。海外メディアにも大きく報じられ、無視できなくなってきた。
それに対して、日本はどうか。何が起きても、もはや騒いでいるのはネタ切れを怖がるワイドショーだけで、むしろそれによって国民は辟易している。
このままでは消費税が上がっても戦争が始まっても誰も何も言わなさそうな雰囲気だ。蜂起せず、放棄している。
都心の屋上で「ミツバチプロジェクト」を行っているが、その際近隣オフィスからは「通行人が刺されないか」と不安の声が挙がったという。ハチは何もしなければ刺さないのに、「ハチ=刺す」というイメージが強すぎるために、敬遠される。四六時中誰彼構わず刺してるわけではない。

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アダチンて… [雑記]

http://ameblo.jp/adachin-blog/

アダチンって…

「楽しかったチン!」て…


どーよ。
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★ことば260「叱責」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.260 2008.6.25
「叱責」

昨日の原稿、「責任」という題にした後で念のため重複がないか調べてみた。これほど続くとさすがに全部の原稿を覚えていない。前にも「責任」という題をつけてないかと思ったが、幸いなかった。ただ、「責任」という単語が本文中に登場する原稿は十本以上あった。
それだけ、世に問うて、自分にも問うているということか。
責任には誰に対しての、どんな責任があるかということが昨日の原稿の主題になっているわけだが、それは即ち、責任=コンプライアンスではないということだ。我々は法に仕えて生きているわけではない。例えワンランク落ちる肉であっても、それが飛騨牛だと消費者は信じて、事実美味しかったからまた買いに行っているのだ。安価で手に入る消費者の夢を壊してまで法令順守なのか。何か違う気がする。それとも、ホンモノの肉を安く売れ、と無茶を言うか。
マスコミ人の的外れな叱責により、本当に正すべき害悪は失跡してしまう。

(392文字)
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★ことば259「責任」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.259 2008.6.24
「責任」

丸明の社長がミートホープの田中元社長と並列され報道されているが、何点か疑問がある。
まず、ミートホープは実刑判決も出ているが、丸明はまだ真相が明らかになっていない。この時点でワイドショーが丸明の社長を犯罪者扱いするのは明らかに勇み足であり、過度な不安を消費者に与えるだけである。
第二に、丸明の会見をある識者が「誰に対しての謝罪か不明」と批判していたが、不明で当然だろう。なぜ地元飛騨牛販売店に縁のない多くの日本国民が謝罪を要求するのか。
第三に、何に対する責任かということだ。説明責任など警察や司法が求めるもので、むしろ消費者に丸明が果たすべきは肉の提供という責任だ。丸明は未だ地元住民から支持されている。例え偽ブランドだろうと、安くてうまい肉を消費者は求めている。偽りなしの飛騨牛の質と値段になって困るのは消費者だ。
何でもパターン化せず、個別の状況を理解する責任がマスコミと俄か評論家には欠如している。

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★ことば258「従業員」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.258 2008.6.23
「従業員」

ミートホープの二の舞みたいなニュースが報じられていた。まだ捕まっていない…と、「まだ」を頭につけたくなってしまう。でも、今回は少し異なる感想を持った。
社長は、あの話しぶりを見ていればどういう人物か判断がつく。潔白な人間には言動も起居振舞も潔さがある。問題は、従業員だ。なぜあのようにテレビカメラの前で社長を「お前」呼ばわりし、感情的に不平不満を絶叫するのだろう。
「自分達は被害者だ」とでも言いたいのか。この期に及んで「社長が指示した」と言うが、ではその時逆らえなかった自分には罪はないのか。「『従』業員」という自覚の欠如。従業員とは下僕である。上司もそうだが、顧客の下僕だ。それが世の中の仕組みだ。
嫌なら辞めればいい。会社を潰すような暴言は慎むべきだし、第一欺いたと主張するなら欺いた客への詫びが先決だろう。
しかし依然肉は支持されていて、客足は遠のいていない。船場吉兆とはそこが異なる。

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★ことば257「沈殿」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.257 2008.6.22
「沈殿」

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり。そうは言っても沈んでいる期間が長いと、猛烈な不安感に襲われるのだ。
上澄みとか沈殿とかでなく、無重力の世界で遊泳していたい。そんな思いに至ることはしばしばだが、現実という名の重力が引き戻す。そしてまた、もがく日々だ。
何だか、水槽の中で生活している気分だ。
まぁそうなんだろう。地球という水槽から始まって、日本国という水槽、常識という水槽、目標という自分で作った水槽、他者の評価という水槽…何十もの水槽によって行動範囲を既定されている。ただ、水槽の壁を見たことは一度もない。広い世界、広い広い檻の中にいるから、そこが檻の中であることに気付いていないだけだ。
自由になりたい、と尾崎の歌のようなことは言わない。六畳一間の狭さに落ち着いている自分もいる。でも、落ち着いた瞬間、下降が始まるから、結局落ち着けない。どこまで行っても、ソファーで横になった分の借金は取り返さなきゃいけない。

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